建築とは一体何なのだろう。
いかに空間を認識し、把握し、その上でどんな構成が出来るのか。
人は皆それぞれに多様な感性・個性・嗜好を持っているけれども、
それでもなお多くの人の心に届き共感できる、普遍的な空間が存在できるはず。
十五歳で大工の世界に飛び込んで以来これまで自分がしてきたのは、
「建築の扉をひらく」ということでした。
これから一年にわたって、その扉をひとつひとつ開示して、
いい家とは何か、
輪郭を明らかにしていこうと思います。
耕木杜代表 阿保昭則