●大工・阿保の道具箱―鉋
(かんな)

面取り鉋

以前から大事に使っている木で締める面取り鉋 小ぶりで扱いやすい

やっと見つけた「行近」の木ねじの面取り と以前から持っていた木で締める面取り


「行近」
探していた「行近」の木ねじの面取り 25年ほど前 浅草の水平屋で売っていた物らしい
殆ど使っていない状態 やはり名人


剣先 【天慶】 船弘


小鉋 南京鉋等も入れると
今約100丁くらい 台は殆ど自分で入れています それでも70〜80丁以上は人にあげました
いい鉋も随分増えました
自分はコレクターではないから有名な銘の鉋にはこだわりません

安くて切れて研ぎ易い鉋がいい鉋
鍛治屋の気迫がこもった鉋は自分の
触覚に敏感に伝わってきます
どの鉋もいつでも使える様に準備
しておきます


寸八 スエーデン鋼  【平治】 武石好文


寸八 スエーデン鋼  【平治】 武石好文


石社


寸八 青 【人生・・・塞翁が馬】   山崎作


寸八 アッサブ鋼  【宝剣】


【日本刀】


小鉋 も作


小鉋 も作


寸八 銘【五台山】 舟弘


寸六 銘【飛雲】石堂


寸六 特殊鋼 銘【俊信】 野村俊信


寸八 特殊鋼 銘【俊信】 野村俊信


寸八 特殊鋼 銘【俊信】 野村俊信


寸八 特殊鋼 銘【俊信】 野村俊信


鉋長台 寸八青 銘 【男盛】   堤 朋一


鉋長台 寸八青 銘 【男盛】   堤 朋一


鉋長台 寸八 青 銘 【男盛】   堤 朋一


寸八 青 銘 【男盛】    堤 朋一


寸八長台  銘 【貴広】    佐野勝二


寸八  銘 【兵部】    佐野勝二


寸八 白 銘 【男一代】    宮本雅夫


寸八 白 銘 【華宝】    宮本雅夫


寸八 白 銘 【雅丸】    宮本雅夫


長台 銘 も作  寸八 スエーデン鋼


銘 も作  寸八 スエーデン鋼


銘 も作  寸八 白


銘 も作  寸八


銘 も作 寸八


銘 も作 寸八白


銘 湯沢 寸八 青二 【忍】


銘 湯沢 寸八 青二


湯沢 寸八 青二


湯沢 寸六青二 【台 いすのき】


湯沢 寸八 青二


長台 湯沢 寸八青二


小鉋 長弘 刃幅寸四


小鉋 長弘 刃幅寸二


長弘 寸四白


長弘 寸四白


長弘 寸四白


長弘 寸四白


長弘 寸四白


長弘 寸四白


長弘 寸八 スエーデン鋼


石堂輝秀 寸六 【輝秀


石堂輝秀 寸六 【輝秀】


も作 寸八 白


も作 寸八白


寸八 【平信秀】


寸八 【秀利】


長台 田中しょうご 寸八


堤朋一 寸六 【松寿】


堤朋一 寸六 【松寿】


堤朋一 寸六 【寿】


佐野勝二 二 寸


長弘 二寸白


も作 三寸白 


大鉋 も作 六寸 【武将】


大鉋 六寸


立鉋
左 25年前くらいの物知人から貰った
右 小僧の頃から使っていた物 台は仕込み直しました


立鉋 悦英
【正芳道具店】より際鉋の刃を購入H15年4月ごろ立ち鉋に作り直す
鉋は台の調整の制度もとても重要
いつも立ち鉋は用途に合わせ3丁は使い分けている
左から 荒削り用 仕上げ用 刃口際用
刃は悦英の際鉋用の刃が安く手に入ったので加工して使用
小鉋の刃で切れる物を見つけるのは結構難しい
気をつけて探している


中惣 寸八
新潟沖野棟梁より預かり H16年6月
先日新潟の沖野工務店に立ち寄る機会がありその際に棟梁から預かってきました
この鉋は大正から昭和の初期にかけて
千代鶴是秀に並ぶ出来と評判になった鉋だそうです


石堂輝秀 飛運2寸
【正芳大工道具店】より購入H16年7月正真正銘石堂輝秀の「飛運」湯沢さんのお墨付きで縁あって手元に来ました
台を彫り直します


小松五郎 1寸6分
千葉茂原の道具店で購入H16年1月
店に30年以上前からあったそうです
東郷鋼 青紙
新潟与板の物だと思います
比較的何にでもあい 刃持ちも良く現場で毎日使っています
台は長さ1尺1寸厚9分1尺5寸5分厚1寸の2丁です
作者不明情報ありましたら教えてください


小鉋 も作 1寸4分
も作 神田喜久男氏より購入H12年ごろ
も作さんと知り合ってまもなく購入 白紙
切れはとても良く 普段持ち歩いている
小鉋も台は長め
これは8寸3分程 厚みは8部5厘


祐平 寸八
千葉骨董市H16年7月月に一度開かれる近くの骨董市で見つけました
錆を落とし裏を出し形を整えたところ
つくりから「兵部」佐野勝二の作の気配
後日【正芳】湯沢さんに見てもらったところ
本人ではなく兄弟弟子の作だろうとの事でした
仕込みはまだです


ひろ貞 寸八
東京の道具店 H16年7月
「ひろ貞」は以前持っていましたが
親しくして貰っている建具屋さんに差し上げたので
あれば欲しいと思っていました
値段もとても良心的で助かりました
自分としては かなり好きな鉋です
実際作った人がどこのどういう鍛冶屋かははっきり知りません
分かる人がいたら教えてください
この鉋新潟三条から上京正末から昭和にかけて評判だった長谷川貞次の物らしいです


石堂輝秀 寸四
打ち合わせで三鷹方面に出かけた際にたまたま立ち寄った古い道具屋で見つけて購入 古い本物の「輝秀」です
値段も普通より結構安くしてくれました
これだから道具屋めぐりはやめられない
早く使ってみたいです


宗則 寸六
桐生骨董市 H15年4月ごろ
「宗則」はある有名な鍛冶職人が弟子に見本として参考になる鉋で探している事を聞き 頭にあった物
たまたま久しぶりに訪れた桐生の骨董市で目に入り値段も手ごろだったので購入 中古
写真は錆を取り形をいくらか自分が整えました
【この「宗則」玉鋼の研究でも有名な 新潟在住の刀匠 岩崎重義氏の師匠の作である事が分かりました】


鉋台
樫 京都鉋の台は京都の台屋さんから直接送って貰っている
色白で素性 目の詰まり方 上等です
自宅の湿気のないところで徐々に乾燥させてから彫るようにしています