●大工・阿保の道具箱―鑿
(のみ)


叩き   【常弘】  山田常五郎


組   【常弘】  山田常五郎


叩き   【常弘】  山田常五郎

田中建具さんから譲り受けるH15年ごろ
これは竹中工務店の創業者の二人(町屋大工)の内の
どちらかが持っている物だそうです
よほど切れたのでしょう 
銘は分からなくなってしまいました
田中さんは先代より料亭や数奇屋などの
上等な仕事をされてきた建具やさん
縁があってかこの鑿自分のところに来ました
いつかこれを使う機会がやってくるのでしょう

【内山金太郎氏】の遺品
初代 市弘の組鑿
市弘と同じ時代を生きた宮大工の所持品
大事に丁寧に使っていた事が伝わってくる
箱は自分の作 柄も交換しました



羽田の宮大工
【内山金太郎氏】の遺品
縁あってご家族の方から譲っていただいた
初代市弘の名品
箱は自分の作
柄も交換しました


茨城石岡の道具店で購入H12年ごろ
鑿もこの大きさになると使いこなすのには高度な技術が必要となリます
現場で梁など大きな材料を刻む時に精度 効率を上げるのに非常に役立っています
刃持ちも良いです


こて鑿


山田常五郎復元平治作
山田常五郎作のこて鑿を復元制作した物
道具としての品格と美しさは他に類はないかもしれない